エピソード6

保育士・幼稚園教諭の仕事で辛かった出来事

私は、公立幼稚園教諭を1年、私立保育園の保育士を2年経験しました。その中で、仕事に関して辛かったことは、幼稚園も保育園も持ち帰りの仕事があるということです。勤務時間外でも、プライベートの時間を削って、連絡帳を書いたり、日案を書いたり、壁面を作ったり…その仕事量は言葉では言い表せません。仕事が終わって帰宅しても、家ではご飯、入浴、睡眠しかできません。その他は仕事、仕事…といった日常がとにかく辛かったです。締め切りをもうけられている仕事も結構あったので、とにかく期限までにやり遂げないといけないプレッシャーもありました。
次に辛かったことは、体調不良でも出勤をしないといけないことです。現場では、職員不足が続いており、体調不良などの突然の休みが許されませんでした。有給をとっていいはずなのに、上司からダメと言われることもあり、言葉のパワハラもいくつかありました。いつでも子どもたちは元気なので、どんなに自分の体調が悪くても一緒に鬼ごっこをしたり、抱っこをしたりと体に負担がかかることがつらかったです。
次に、教材を作るときにどうしても自費で対応しないといけないことがつらかったです。先生は、子どもたちのために「これがあったらいいな」という物などを日頃の保育の中で考えて、環境を見直していくことが大事です。そのときに、必要なものを手作りしたり、購入したりしなければなりませんでした。その費用がどうしても自費で補わないといけないことがつらかったです。公立では、幼稚園の費用で補ってくれることもありましたが、すべてではありませんでした。
最後に、子育て経験のない私が、保育のプロとして保護者の相談に乗るということにとても苦労しました。子育て経験がなくても、保護者からは頼れる存在でありたいので、できるだけ相談に乗るようにしました。しかし、わからないこともたくさんあり、そのたびに上司に聞いたり、自分で調べたりすることが大変でした。